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ひすいこたろう×SHOGEN出版記念講演会に行ってきた

生き方

ついに待ちわびた2023年10月22日。

この日はベストセラー作家のひすいこたろうさんと、ペンキアーティストのショーゲンさんとの共著「今日、誰のために生きる?」の出版記念講演会でした。

YouTube開設から1年半たらずで32万人以上の登録者数を記録し、2023年11月現在でもいまだにファンが増えつづけているひすいこたろうさん。

文章のやさしさはもちろんのこと「声」に癒される人が多数。
ひすいさんの声を聴いてみたい人コチラから

顔だしされていないことから、ぜひともどんな方かお目にかかりたかった!

一方ショーゲンさんは、ペンキアートを学ぶためにアフリカに行き、そこで「幸せに生きるとは何か?」も学んで帰国した画家。

そしてわたしが「心のゆとり」をもつキッカケとなった方です。

この本は、そんなお2人が出会ったことで誕生しました。

帯がちょいと衝撃的なんですわ

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ここで突然ですがひとつ質問です。

「2日前のお昼に何を食べたか覚えていますか?」

記憶力のテストをしているわけではないのでご安心を。

ただ何を食べたか思い出せない場合、食事の時間が単なる〇〇になっているのでお気をつけくださいまし。

ヒントは時短、効率、合理的……という点で評価が高くなることです。

特に会社員だと、これの繰りかえしなのではないでしょうかね。

もちろんわたしも当てはまってます。

むしろ仕事中なんて「1WAY2JOB」が合言葉。

「ひとつの方法で2つの仕事をこなせ!」でせっせと動きまくる。

時には「3JOBいける!おっ!イケた自分すごいじゃん」といい気になってます。

でも効率ばかり追い求めると、時間がかかることにイライラすることが多くなったんですよね。

そしていつでも何かを忘れているような、やり残しているような気持ちがあってスッキリしない。

さて〇〇って何か予想できました?

答えは「作業」です。

2日前のお昼に何を食べたか思い出せない人は、食事が単なる作業になっているらしいですよ。

食事をゆっくり味わう時間取れてますか?

つづいて物販で手に入れたものをご紹介。

ショーゲンさんの絵がプリントされたTシャツ(シワは見逃してください)

カラーはもちろんなんですけど、女の子が空を見上げているのが気に入って選びました。

まさにこの「空を見上げる心のゆとり」を教えてくれたのがショーゲンさんだったんです。

これについてはまた別記事で。

ショーゲンさんはティンガティンガというペンキアートを学ぶために、アフリカのブンジュ村で生活をしていました。

その村の人たちは、ある教えをもとに暮らしているのですが、それがなんと縄文時代の日本人からの言い伝えだというのです。

ブンジュ村の村長は、代々継承されるシャーマン(祈祷師)の家系で「縄文時代の日本人と交信ができた」とのこと。

この教えが、日本で会社員をしていたショーゲンさんと真逆のものだったから、ご本人は相当困惑したそうです。

どういうことなんでしょうね。

アフリカ人からかつての日本人の教えを学ぶって。

ポイントは「自分のために生きているか」「誰かのために生きているか」でした。

たとえば日本だと「困っている人がいたら助けてあげよう」なんですが、ブンジュ村では「自分が満たせていない状態なら人に手を差しべなくていい」んです。

ブンジュ村では喜びの状態をグラスに入った水と捉えていて、それがヒタヒタに満たない状態で人を救うことを良しとしていません。

なぜか。

「心にゆとりがない」からです。

心にゆとりがないときに何かをするとトラブルのもとになるんだとか。

だから、人のために何かするときは、グラスから水が溢れてる=心にゆとりがあるときでいいんですって。

でも目の前に困っている人がいたら、助けないと薄情者になりがちなんだよなぁと思ってしまった。

でもでもこれがちがうんです。

自分を喜びで満たしておくことが日常のブンジュ村では、心のゆとりがある人たちが多いってこと。

決して無理せず、自分を犠牲にすることなく他者を思いやっているから、そりゃぁ豊かに暮らしている村人が増えますよね。

聞くだけでブンジュ村の幸せ指数が高い気がする。

日本て幸福度が低いって言われてるんですけど、そもそも「自分にとっての幸せがなんなのか」をわかってる人って少ないんじゃないかなって思うんですよね。

他人からよく見られるために何かしなくてはいけないと思い込んでいたり、手に入らないものが入ったら幸せだといつも何かを追い求めていたり。

もちろん、それが悪いということではないです。

誰かから見て良さそうに見える人生が幸せな人はそれでいいと思うし。

いろんな欲があっていろいろ発展してきたわけで。

ただね「どんなことをすると本当に自分がよろこぶのか」「何が自分にとって幸せなのか」をちゃんと理解することってめちゃくちゃ大事だと思うんですよ。

自分の本心を知る。

そういえばひすいさんがこんなことをおっしゃってました。

「人は携帯電話を忘れたら必死で探します。人は財布を忘れたら必死で探します。でも1番大切な『本心』を忘れて生きても何も気にしないのはなぜでしょう」

ひすいこたろうyoutubeより

目に見えないものは気づきにくいですよね……。

でも目に見えないものほど大切だったりします。

で、さっそくですね。

自分の生活を見直してみようと、食事のとき「食べることに集中する」というのを始めてみたんです。

これはショーゲンさんがブンジュ村で生活をするために提示された「幸せの3つの条件」のなかのひとつ。

「ご飯が食べられることに幸せを感じるか」

食事中ってついついスマホいじってしまうんですよ。

動画見ながら、SNS見ながらってなりません?

ずっとじゃなくてもちょっと眺めて……ずっと見つづける。

なのでテーブルの上からスマホの存在を消しました。

あとはたくさん食べたくて、ついあまり噛まず早食いペースになることもあり。

これらを意識的にやめてみたんです。

食事をするときは「いただきます」と手を合わせて、口に食べ物を運んだら噛みながらゆっくり味わう。

そして、直接会ったことはないどなたかが作ってくださった野菜のことを考えたり。

調理した自分に「なかなかいいできばえじゃん」と意識を向けたり。

食べ物があるって幸せなんだなぁって、当たりまえが当たりまえじゃないことに気づいたり。

こうしてていねいに食事をすることで「あーなんか生かされてるな」って感じるようになりました。(生産者の方だけじゃなくて、豚さんや鶏さん、牛さんたちも)

人生はご縁の連続。

「自分の命はたくさんの人に支えられている」って思えて感慨深いです。

そしたら「30回噛んだほうが健康にはいいんだ」っていう話を聞いても、早食いが止まらなかったのに、ちゃんとゆっくり食事ができるようになりました。

ていねいに食事を摂る時間があるって心地いいんですよね。

だから勝手に続くし、食事の時間ももっと楽しくなる。

会場で配られたこの本には直筆サインが書かれていました

ショーゲンさんのサインの横にある 「Damas」はブンジュ村の村長の名前です。

 残念ながらDamasさんは、この本が出版される前に亡くなってしまいました。

ひすいさんは「この本はね、村長の生まれ変わりなんです」って何度もおっしゃって慈しむように見つめていました。

もうね、この本を読んだらね、心のなかがひだまりみたいにあったかくなるんです。

そして「本当のコミュニケーション」てこんなに人間らしいんだって気づかされます。

自分のために読むのはもちろん、大切な人とも一緒に読んでほしいな。

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そして自分たちのルーツが、同じ日本人が、こんなステキな生き方をしていたってことを分かち合えたらきっと笑顔が増えるだろうな。

そしてそして。

かつての大先輩たちが大切にしてきた精神を思い出して、自分の持ち場からニュージャポニズムの輪が広がったら……

会場で購入したステッカー

地球にうれし泣きの水たまりがたくさんできるかもね。

左上から
じぶんが1番のじぶんのファン

☆年を重ねるほどカンペキになっていくんじゃない。人間らしくなっていくんだよ

☆宇宙はとてつもなくスバラシイコトヲおこしてくれる!

左下から
☆人と話すときは抱きしめるように話すんだよ

☆今日だれのために生きる?自分のために生きる!

この記事を書いた人
ちー

感覚過敏で幼少期から生きづらさを感じていたが「おだやかに生きる」ことを目標に人生の舵取りをしようと決意する。

人生は「食・時間・過ごす人・何にお金を使うか」選択の連続。
「ごきげんな自分になれる」ほうを選ぶよう心がけている。

個人ビジネスにも学びながら挑戦中。

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