ずっと行きたかった念願の軽井沢。
女王様のお友だちが所有している別荘の空気を入れ替える目的もあり、いつものドライブより少し足を伸ばしておでかけ。
今回何がうれしかったって、女王様が「いつも混んでて食べられない」と嘆いていたご飯が食べられたこと。
お昼どきのべっこりお腹に待ち時間はキツイもの。
でもそれだけ人気ってことで期待値がぐんぐん上がる。
ということで最初に行くところは……
みくりや
混雑覚悟で到着。
これで「みくりや」と読みます。
緑と青空と古民家。
思わず深呼吸するのはなんでだろ。
車から降りると日差しは強くても、少し涼しい風とトンボに出会って東京よりも秋が来ている実感が。
景色が2倍楽しめる、逆富士みたい。
前に6組ほどお客さんが待っていたけど、結構回転が早い印象。
だけど実際のところ、どのくらい待つのかわからない。
するとお店の方が、携帯番号を書いておけば連絡をくれるというではありませんか。
(待ち人記入リストがあるんですが、ふつうに携帯番号さらされている笑)
お言葉に甘えて、ここから車で2、3分ほどの道の駅「軽井沢発地市庭」へ行くことに。
道の駅の外観は撮り忘れた。
これからご飯をいただくのに、食べ物を買う気があまりわかなかったけど、気になる調味料を見つけたぞ。
醤油なのか味噌なのか?別ものなのか。
何やらお肉につけて焼くだけでいいって書いてある。
これ後日試したらどハマりしてしまい、すぐなくなってしまった。
主に夏は冷や奴、オールシーズンではえごまオイルと混ぜてブロッコリーやサラダを食べている。
今では欠かせない調味料としてつねに待機。
道の駅で買ったのは1番少ない100mlだったけど、すぐなくなるから300mlにした。
えごまオイルはオメガ3を摂取できるというだけで組み合わせてみたら、これがまたクセがないので毎日食べられる。
そろそろ撤収しようかというまさにそのとき、みくりやさんから電話が!!
待ち時間が有効活用できてよかった。
で、なぜみくりやさんでご飯が食べたかったか、と言うと
かまどご飯だから!
いろりもあって、冬は活躍しそう。
いろんなものを焼きながら食べられるし、熱々のお鍋もいただきたい。
なんて冬のイメージができたのも、夏でありながら冷房なしで外気を通していたからかもしれない。
心地よかったわぁ〜。
きたー!!とろろ御前。
味噌入りのとろろがめずらしいのと、野沢菜の天ぷらがザクザクで美味。
(50枚くらい食べれる)
煮物もお口のなかでじゅわぁっとお出汁がしみでて、和食の良さを感じずにいられない。
そして
女王様のおにぎり御前。
実は、このおにぎり御前とそうとう悩んだのだ。
コロッケが気になって気になって。
でも半分こしてくれるっていうので、おにぎり御前をやめた。
こぶりなのにホクホクのじゃがいもとサクサクの衣が心掴んできたよ。
(これもあと10個食べたい)
どのお品もていねいに作られている感じで、景色を見ながらゆっくり味わった。
やっぱり素朴なご飯ていいなぁ。
とっても居心地がいいのは、店員さんの人柄がほんとうに穏やかでやさしいからかな。
ちなみに「御厨(みくりや)」の意味を聞いてみたら
「神様に食べていただくご飯を作るところを『みくりや』と呼んでいたんです。そこに由来しています」
とのこと。
お客様は神様ですっていう感じなのかな。
お腹も心も満たすお昼でスタートは上々。
次は、長野といえば……のスポットに向かうぞ。
ツルヤ
プライベートブランドも充実のスーパーツルヤ。
長野と群馬にしかない。
(オンラインあり)
ただ、軽井沢に行ってまでスーパーとはなにごとぞ?と思うでしょうな。
「東京ならイオンがある」という声も聞こえてきそう感じのツルヤ、イオンで取り揃えていないものもございます。
なので長野に来たら絶対に立ち寄らねばならないところ。
結果ツルヤで8000円近く買い物をした。
(しかも2回行った。冷凍冷蔵ものがあったもんで)
このりんごチップスが欲しかった。
しかもわたしの前情報だと3種類のりんごがあったと記憶している。
でもこのときは信州ふじのみ。
たしかシナノスイートがいたはずなんだけど、この日は信州ふじしか置いてなかった。
一方、女王様は濃縮還元じゃないドストレートのりんご100%ジュース狙い。
ところがまさかの
なし。
念のため、店員さんにうかがうもなし。
このために来たといっても過言ではない女王様は、相当な痛手を負ったらしくわたしの右肩に全体重を乗せてきた。
どうやら季節的な問題で、ジュースにするいいりんごが入らないのだとか。
もしかするとりんごチップスも同じ理由で1種類しかなかったのか。
ということは、りんご目当てなら冬がベスト、ということになる。
まぁ、わたしも1番好きな種類のりんごチップスが手に入らなかったので、残念ではあったが、ほかの新しい出会いもあった。
それがコチラ!
必ずチェックする原材料が……
こういったインスタント系のものは、家のキッチンにないような「なんじゃそら?材料」がよく使われている。
なのでこの類のものは買わないのだ。
だからこれはうれしい!
ツルヤのプライベートブランド商品ではないので、もしかすると東京にもあるかもしれないけど迷わず購入。
まぁ、なかったとしてもネットでも買えることがわかってひと安心。
ちなみに成城石井にも上記の品物の一部を見つけたんだけど、ここでも気になるものがあって、こっちは砂糖不使用だったので試しにひとつ。
好きな甘味料で量の調節できるのが◎。
自分好みの味に仕上げられるから最後までおいしくいただける。
わたしはメープルシロップやきび糖を入れて飲んでるよ。
ラテに使っているのは豆乳。
このふくれんの豆乳を使っている理由は、大豆特有の匂いが少ないのと、なんといっても遺伝子組み換えでないところ。
「遺伝子組み換えでない」表記の大豆を使用している品物はほんとに希少。
話を戻すと、ツルヤは店内も広いし、楽しくて時間が過ぎるの忘れちゃう。
次に行くところが怪しくなってきた。
結構、早くクローズしてしまうお店が多いので、行きたいところは先にチェックしておくべし。
ということで次はコチラ。
アップルパイラボ APPLE PIE lab
もう車を降りた瞬間にバターのいい香りが……。
アップルパイはワンハンドでいけるので、お店の前で食べてる人もいた。
2人ともアップルパイが好きなので楽しみしていたのだが、困ったことにこのお店がある通りは、なかなか車を停められない。
駐車場はあるけれど結構割高だし。
そこでわたしだけ降りて、女王様は運転続行。
周辺をまわってまたひろってもらうことに。
無事合流して、一旦女王様のお友だち所有の別荘へ。
さっそくアップルパイをパクッと。
カスタードのフィリングにうまったりんごとサックサクのパイ生地の歯応えがおいしかった。
カスタードは若干甘く感じたけど、ストレートの紅茶があったら相性いいなぁ。
ちなみにこのアップルパイラボは「軽井沢店」となっていたので他にもお店があるのかと思ったら、やっぱりあるみたい。
ここを含めて長野市内に3店舗。
いろんなところの風景も合わせて楽しむと、また違った味わい方ができそう。
さて。
どんどん行こう。
ハルニレテラス
わんちゃんを連れている人がとっても多いからなのか、テラスなら同伴できるところがチラホラ。
ここに来た目的は、ジェラートだったのに到着時間が夕方になってしまい、オーソドックスな4種類しか残っていなかった……
そこで、女王様は予定通り永井農場でジェラートを選んでミルクをオーダー。
わたしは丸山珈琲というお店が気になったので、ソフトクリーム(モカ)をチョイス。
女王様のミルクジェラートは甘めだから、がっつり甘いのが好きな人はハマるかも。
わたしのソフトクリームはビター。
モカだから当然かな。
こちらは珈琲好きがよろこぶと思う。
甘いのが苦手な人にも食べてもらいたい。
なんとなく2つ合わせたらちょうどよくなりそうな。
で、しばし川沿いで歓談。漫談。対談。
一緒に撮った写真1枚もないけど。
この川のおかげでとても涼しく過ごせて、まるで天然のクーラー。
ひんやりとした過ごしやすい気温だけでなく、川が流れる音にも癒されてずっといても飽きない。
ただ、蚊みたいな虫も結構飛んでいるので、対策はしていったほうがいいと思う。
虫除けガードとか長袖の羽織ものがあると安心かな。
現状のこととか、未来のこととか、人間て……みたいなことを話し込んでしているうちに、辺りがすっかり暗くなってしまって。
ライトアップもまた昼間と雰囲気ちがっていい。
わりと食べるわたしたち、やっぱりお腹が空いて「何か食べようか」ということになったんだけど、早終いのお店が多いのを忘れていた。
とりあえず、調べてみたらレストランが22時まで営業しているところを見つけたので、ハルニレを出発。
沢村ベーカリー 旧軽井沢店
あれ?ここアップルパイのお店に近いね。
ベーカリーとレストランが併設されていて、ベーカリーが21時、レストランが22時クローズらしい。
するとですね。
あれ?この沢村ベーカリースタッフのみなさん、イケメンが多い気がする。
女の子もかわいい。
そしてなによりみなさん笑顔。
もともとイケメン・イケジョですが、笑顔でさらに魅力がぐぐっと増してる感じ。
笑顔ってとっても大事なんだなってことを痛感。
もうこの時点でここにしてよかった、と思える。
そして肝心のお料理。
お腹は空いてるけど夕飯にしては遅めだったので、翌朝のことも考えて軽めに。
いや、これ1人で食べたわけでなく、シェアした……んだけど、偏食気味の女王様が苦手なものがあったらしく、結果ほとんどわたしが食べた。
ちなみにパンは手をつけずにテイクアウト。
食べきれなくても店員さんに言えば持ち帰れるのはありがたい。
そうこうしているうちに、今度は女王様が悩みに悩んでオーダーしたピザが登場。
座布団みたいな厚み!
女王様はパスタ好きなのだが、このときはピザの気持ちだったそう。
しかし、ここにチキンのグリルも参戦して決めかねていた。
結果、チキンのグリルは量が多そうとのことでピザに軍配。
ピザはもっちもちで食べ応えがあり、大満足。
自然と手が伸びる。
「おいしいね」と食べ進めていたとき、
「わたし、ここ来たことあったわ」
と、女王様。
つづけて、
「それでチキンのグリル頼んだ。サラダもさっきの食べたことあるかもしれない」
と急にいろいろと記憶が蘇ってきたらしい。
もっと前にわかっていたら違うサラダ頼んだのに。
食事も楽しんで、残りのミッションは星空鑑賞のみ。
ベストポジション探しに少し苦労した。
トンボの湯
最初に断っておくと、トンボの湯に来たものの温泉にはちょみっともつかっていないのだ。
なので温泉の感想を期待した人には申し訳ないとしか言えない。
星空ポジションを探していたらトンボの湯の広場だったんだもの。
軽井沢は樹木が横に広がっているタイプが多く、ひらけたところから空を眺められる場所を見つけるのがむずかしい。
たまたまわたしたちが居たところだけなのかもしれないけれど。
それに霧が多いのでモヤがかかる。
条件がかなり厳しい……。
ところがそこは、わたしよりも軽井沢来訪が多い女王様。
トンボの湯はすぐ思い出してくれてよかった。
当時のiPhoneは夜空が撮れるほどの性能がありませんでして。
女王様が一か八か撮ってくれました。
そしたら左側に流れ星もフレームイン。
今度来たときは、ここのレストランと温泉に入ることを決意。
あとから気づいたんだけど、ここ星野温泉だったのね。
とてもステキな場所だった。
30分ほどフィーバー(わたしだけ)したあと、眠気ピークで再び別荘へ。
仮眠したのち明け方4時半頃、東京へ向かった。