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「2024年スコーンパーティーwith Tea 」に行ってテンション爆上げからダダ下がって復活した話

ついに到着。

久しぶりに乗った地下鉄……やっぱり苦手だ。

そしてここからまた会場に入るまで列に並ぶのかと思うと気が重いけど、とりあえず外の空気がひんやりして気持ちいいわ。

この日1月10日(水)はスコーンパーティーの初日。

苦手な地下鉄を乗り継いでまで銀座に来たのだから、とんでもなくスコーンが好き!

というわけではなくて、真の目的は紅茶。

ある日、友だちの1人であるT氏(女子)との会話から知ったブランド。

「とてもおいしい紅茶がある」と。

名前は「リントンズ」。

聞いたことがない。

というか、さほど紅茶に詳しくもないので、他の銘柄を言われても同じリアクションだったのはまちがいないのだけど。

彼女が言うには、ミルクティーによく合う茶葉なのだとか。

ミルクティーは好きなんだけど、市販のものが甘くて飲めないことが多いから結局飲む頻度は少ない。

あとはカフェインに弱いのであまり飲まない。
(え?)

いや、ちょっとお腹が痛くなるくらいなのでおいしいミルクティーが飲めるなら気にもならない。
(たぶん)

ところがこのリントンズ、困ったことに日本国内で入手困難なのだよ。

唯一、オンラインで買えるところがあるのだがそちらも完売な場合が多い。
※2024年現在では阪急梅田店で購入できる

そのため東京にいるわたしは、オンラインが頼みの綱であり、再入荷のお知らせを見逃せば今度いつ買えるかわからないというわけ。

で、あるとき念願かなってオンライン注文がうまくいき、わくわくしながら届くのをキリンの首より長くして待っていた。

「おいしい紅茶」とは一体。

どのくらい待ったか今となってはまったく覚えていないが、やはりいくらミルクティーに合うとはいえ、最初はストレートでいただく。

おぉっ!

ひとくち飲んであと味のスッキリ感に驚いたものよ。

フレーバーティーではないので本来の茶葉の香りだけだったけど、それでも十分楽しめるものだった。

「これはミルク入れなくてもいいかも」

さっそくT氏に連絡を入れた。

「ついにリントンズのゴールドを飲めました。あれ何杯でも飲めるくらいスッキリしてて飲みやすい!」

すると想像しなかった答えが返ってきた。

「あ。注文してたんですね。ちーさんのお誕生日に送ったのでそろそろ着くと思います」

なんと。

飲みたくて仕方がなかった気持ちを受け止めてくださり、プレゼントを……。

今は50包で販売されているが当時は100包が1袋。

自分で買った100包を見て「いっぱい飲めるぞー!」とうっきうきだったが、プレゼントされたことにより200包となった。

一生買わなくてよくなったかも。

と思っていたら、ついに底をつくとなってスコーンパーティー会場に来たというわけです。

スコーンパーティーの心得

スコーンパーティーに限ったことではないが、こういった催事に関しては必ず事前準備が必要。

すんなり入れないことがあるので。

とはいえそれに気づいたのは催事スタート2日前だった。

T氏とのLINEでふと

「待ち列はどこなのか」

「会場の見取り図は公開されいるのか」

が気になった。

するとすかさずリサーチして送ってくれたのだ。

彼女はコピーライターのセンスやリサーチスキルも高いので、やり取りを始めるとLINEが盛り上がり数時間に及ぶことも珍しくない。

痒いところに手が届くだけでなく、保湿クリームまで塗ってくれそうな彼女が送ってくれた情報に目を通して一瞬青ざめた。

あれ?開始早々入れない?

開店が10時30分となっていたので、先頭とまではいかなくとも1時間くらい前だったらそこそこ……くらいに考えていたのだがそれどころじゃない。

エムアイカードを持っていなければ何時間前から並ぼうとも正午まで入れないのだ。

なに、エムアイカードって。

これに気づいたのが前日。

急いで調べたら店頭で即日発行もできるらしいんだけど、問題は年会費。

初年度は無料で次年度から2000円ほどかかる。

T氏と協議の結果「初参加のちーさんは、様子見ということで正午くらいに行ってみては?」ということに決まった。

ちなみにT氏は過去3回潜入しているセミプロ。

なのにこの情報については今回初耳だったらしい。

というのも彼女は仕事帰りに立ち寄ったことしかないので、特に条件がそろわなくても問題なかったのだ。

わたしは逆にこの初日しか行けなかったので、よりよい方法で参加したいと考えたことから情報に振り回されることとなった。

「まぁ、気長に行ってみようかな」

ということで待ち時間に読むための本2冊をバックパックに入れ、すぐにスマホとクレカを出せるようミニショルダーをかけて出かけた。

催事会場では両手フリーが基本。

本2冊にしては大きすぎるバックパックだが、アウターを入れるつもりなのでむしろ大きくないと困るし。

冬の催事はアウターが邪魔になるのだ。

寒いのは外にいるときだけで館内は熱気と人混みでアウターは要らない。

むしろ暑いので先に脱いでおかないと会場内ではかなり苦戦する。

そんなこんなで「エムアイカードの民」以外の一般人が入るための情報もにぎり、エスカレーターで三越最上階の9階を目指した。

が、本館と新館がある。

うん。

えっと館内の断面図?を見るとどうやら9階は新館扱いらしい。

自分がいるところは本館の7階。

こういう初めてくるところはいくら事前準備しても右往左往するもんです。

しかも暑い。予想より暑い。
(というか動き回ってるから余計なんだけど)

とりあえず行けるところまで行ってわかったのが、エレベーターで上がればこの問題あっさり解決だったってこと。

ただこのとき、地下鉄降り立てで若干気持ち悪かったからエスカレーターで行きたかったのよね。

まぁ、無事に9階に来れたからいいんだけど、今度はどこに向かうのか……な

あ、奥の方で列ができるレーンがある!

とすかさず整理券を渡された。

361番

ん?これ遅い?早い?

今何番の人が会場に入ってるの?

いや、そもそもまだ正午じゃないから……え?入れるの何時?

なんて思っていたらすかさず三越のおねえさんが寄ってきて。

「エムアイカードお持ちですか?」

あ、きた。

「持ってないです」

「5分ほどで作れるのでいかがですか?そうすればこの列全部飛ばせます!ここでお待ちの方はカードを持っていないので。次年度から年会費かかりますが、それまでに解約すればオッケーです!!(ニコッ)」

「はい!作ります」

あっさり作ることに。

だって一般人のところの列番号みたら、300番代なんていなかったんだもの。

今から待って1時間で入れないことは目に見えてるし。

さっさとカード作成カウンターに向かって作り始めた。

すると、ほんとに5分くらい経った頃に後ろから、

「そちらのお客様、そろそろ終わった方がいいです。中入ります!」とお呼びたてが。

急にあわただしくなったので、挨拶もそこそこに会場に向かうエスカレーターを降りた。

あわてて移動したので、財布と「カード作りました証明書」とスマホを持って会場入り。

両手がふさがりワタワタしてしまった。

バックパックの意味。

しかも本を1ページも読んでいない。

リントンズ

会場内見取り図はあちこちにもあるのだけど、自分の現在地がわからないため、1番目的のリントンズにどうやって向かえばいいのか悩んだ。
(たしか現在地という記載がなかった)

エスカレーター付近なのはわかったので、1周すれば必ず見つけられると思い、とりあえず動いてみる。

の前に両手をフリーにしなければならないので、人がいない角っこで整理、と。

やっと準備を終えて歩いて行くと

ありましたありました!!

この馬車が目印。

お目当ての紅茶もちゃんとある!

それともうひとつ気になっていたことがあって。

このティーケーキとは。

リントンズが提供するミルクティーも気になるけど、ティーケーキなるものも気になる。

しかも初日にしかついてこないらしい。

T氏とも話題になっていたのだ。

ところがふと目をやるとこのティーケーキ、10個入りが店頭販売されている。

「T氏にお土産で持って帰ろうかな」と思いつつ、原材料が気になった。

実はいつも原材料を見て買うことが多いため、可能な限りチェックは怠らない。

それに比べて対面販売は何が入っているのかわからないので、結構買うのをためらう。

でもこれなら裏面が確認できる。

列もできていたので、待っている間にこのティーケーキの箱の裏を確認した。

うん。

全部は覚えていないけど、普段食べないようにしている油分が使われていたので、さすがに10個入りはやめておこう。

でもおいしかったら買ってもいいかな。

とりあえず食べてみるか。

ということでアイスとホット迷ってホットを注文。

え。

なんか大きい……。

これを1人で食べるには……。

ちなみに帰宅してから、大きさわかるようにしたのがコチラ↓

結局現地では食べず、10個入りも買わなかった。

T氏に別のお土産を買ったし、渡すときに2人で分けようかと思って。

ところが、土台がクッキー生地のような感じでキレイに半分こできない雰囲気があったのと、せっかくあげるなら全部あげよう、ということでT氏のお腹に消えた。

彼女の感想は、おいしかったけど1個で十分だったらしい。

事前の盛り上がりだけで10個入りを買わなくてよかった。

そして1番の目的を忘れてはもともこもない。

ゴールドとカッパスの2種類を選んだ。

1番人気のゴールドしか飲んだことがなかったけど、T氏から「カッパスも飲みやすかった」と聞いたので試してみようかと思い購入。

そしてそしてもうひとつ気になっていたものがあった。

これが似合うお家に住みたい。

別に今の家が似合わないわけじゃないんだけど、しいていえば空間がちがうんだなぁ。

このカップ&ソーサーにはゆとりのある空間が似合う。
(と勝手に思っている)

キャンドルを使い切ったあと、このカップで紅茶を飲みながら時の流れなど感じずに、ただただゆったりと過ごす自分を想像してしまったのだ。

そりゃ買うしかない。

レイジーデイジーベーカリー

お目当てのものが買えたので、あとはほかのものも見てみようかと思い会場内を散策。

冒頭でもお伝えしたとおり、スコーンにさほど詳しくもないのでピンときたものにしようかな、と選んでいたら、すぐ目に飛び込んできた。

こういうのうれしいなぁ。

すべての現材料を記載しているわけではないけれど、結構気になるポイントをおさえてくれている。

周りにお客さんがいなかったのですかさず店員さんに聞いてみた。

「どうしてこの表示(原材料)をしているんですか?」

すると

「結構お問い合わせが多いんです」

やっぱりね。

特にマーガリンやショートニングに関しては、だいぶ避けてる人が多くなってる気がする。

で、ここはスコーンのほかにケーキもあって、なかでもロックオンしてきたのが「キャロットケーキ」。

なんでも実店舗が湯島にあるらしく、カフェで提供しているキャロットケーキを今回の催事用にアレンジしたものらしい。

つまりここでしか食べられないお味ってことか。

いろいろ見回ってもこういった配慮がされているお店が他になかったので、ここで購入することにした。

気づいたらわたしの後ろに列できてたので早めに決めてよかった。

キャロットケーキ、ベイクウェルケーキ、プレーンスコーン、ミックスピールスコーンを購入。

まずはキャロットケーキをいただく。

小ぶりな見た目のわりに結構スパイスが効いてる。

他ににんじんやナッツもぎっしりだけど、材料がちゃんとバランスよくまとまってる感じ。

だからこそスパイスが際立つのかな。

個人的にはスパイスがマイルドなほうが好みだけど、上に乗っているフロストのクリームチーズのおかげかパクパク食べちゃった。

もしかして、催事用に生地も少し変えた??

実店舗のケーキを食べたことがないので比較できないけど、これはこれでおいしかった。

つづきましてベイクウェルケーキいっきまーす!

これはまたしっとりとして生地そのものを楽しめるなぁ。

ベイクウェルもキャロットもちょっと甘めの仕上がりなんだけど、こっちはラズベリーの酸味で少々さっぱりした感じ。

スライスしたアーモンドの食感と香ばしさがアクセントになってる。

ということで、2つ連続でペロッといただきました。

やっぱり無糖の紅茶でも合うように作られているのかな。

さすがに連続でスコーンはいけなかったので、次の日にいただくことに。

トースターでリベイクしようと思ったけど時間の都合でレンチン。

生地はやや重めのしっとりモソっと感で食べ応えがある。

レンチンでも周りは少しサクッとしていた。

トースターで温めたらもっとサクッと感がアップすると思う。

こちらはケーキとは違い、プレーンは甘味がほとんどなくミックスピールはほんのり。

これはジャムやクロテッドクリームを乗せて楽しむものなんだな、きっと。

ミックスピールはさわやかな柑橘系の香りが鼻から抜けて、このままでも十分おいしくいただけた。

おやつでもいいけど軽食的な感じがする。

ちなみにクロテッドクリームはT氏にお土産として購入。

ロダスというブランドを選んだ。

以前「クロテッドクリームを食べたい!」と言っていたので、前述のスコーン2個とセットで。

こちらの原材料は「牛乳」のみ。

賞味期限が2、3日と店員さんから言われた。

なので買った当日にT氏に渡さねばならない。

あ、自分用に買わなかったのは、単純に何もつけないで食べるつもりだったから。

そしてさっそく食レポをT氏からいただいた。

「質感は柔らかいバター。クリーム感はなく、感覚的には無塩バターが近いけどあんなに油分は感じない。甘味とか塩味もないのになぜあれを乗せるんだろう?ただ、乗せて食べるとよりしっとりして食べやすいのはある。あと単独というより、ジャムなんかも一緒につける場合が多かったような気がする」

以下、中身の画像も送ってくれた。

生クリーム以上バター未満といったところかな。

それにしても、何も調べなかったため正しい食べ方がわからないまま「食べたい」という要望だけに答えてしまって反省。

調べたところ、やはりジャムと一緒に塗るのが一般的ということだった。

今度はジャムも一緒にお届けしよう。

アマムプリュAMAM+

「もう1種類ほしいかな……」と思い、ウロウロしているとちょっと気になるお店が。

列もなかったので店員さんに聞いてみた。

「マーガリンとショートニングは使ってますか?」

すると

「すべての商品に使っていません」

と回答がきた。

スコーンもさることながら、クッキー缶も気になる。

で、決めた。

キャラメルスコーンとチョコレートスコーン。

こちらもレンチンしたんだけど、キャラメルが溶けて飛びだしちゃった。

で、食べてみてビックリ。

これより前に食べたレイジーデイジーのスコーンと生地がまるで違う。

アマムプリュのスコーン生地はサブレみたいにサクサクしてる。

とっても軽いのと、キャラメルもチョコレートも甘さ控えめでわたし好み。

何個でも食べられそうでこわい。

お店に買いに行こうと思って調べたらなんと!札幌だった。

北海道に行くときは寄りたいお店の候補に入れておこう。

あ。

補足というか、余談ですが。

スコーンと紅茶がメインの催事に行き、大好きな紅茶を買ったにもかかわらず、いつものながれで飲んでしまったのは

徳島の阿波番茶

実は紅茶を飲むのは仕事が休みの日で(決めてるわけじゃないけど蒸らす時間を考えると時間に余裕があるときがいい)、スコーンを食べたのが出勤前。

それゆえいつものクセで阿波番茶を飲んでしまった。

それはそれでおいしかったけど、次スコーンやケーキを買ってきたら紅茶にしよう。

リントンズ カップ&ソーサー

大満足のお買い物で唯一お腹におさまらなかったものがある。

カップ&ソーサー。

食べるもの食べてゆっくり眺めてみようと思い、箱から出してみたのですよ。

あー、やっぱりかわいい。買ってよかった。

カップはやや小ぶりで、キャンドルはアールグレーの香り。

実は紅茶の種類でアールグレーが苦手なのだけど、キャンドルになったらとてもいい香り。

火を点けずにずっとクンクン嗅いでます。

そう、ここまではよかった。

お菓子もおいしかったし、買おうか悩んだけど結果いい買い物ができたので。

だからさっそくエア飲み(雰囲気だけあじわいたく)をしようと思って持ってみた。

ん??

あれ。

カップとソーサーって一体型だったっけ?

たしかに催事で見たものを持ち上げたとき、くっついてはいたんだけど盗難とか破損防止のためなんだと思ってた。

あ、そっか。

中でカチャカチャぶつかると欠けちゃったり壊れちゃったりするから、ロウか何かでくっついてるんだな、きっと。

ということは、キャンドルが減っていって熱がソーサーに近づいたら離れる仕組み!?

なんてオシャレなのかしら……

でもそんなにロウって接着力強いの??

気になりすぎて調べてみたら、カップとソーサーが離れた画像を見つけられない。

もしや。

よもや。

すかさずT氏にLINEをした。

するとこんなリサーチ結果が返ってきたのだ。

カップ&ソーサー型の……

え、カップ&ソーサーじゃないの??

つまり取れないのね……。

人間て、なんでこう思い込みが激しいんだろうか。

カップとソーサーが100%離れてるとか。

カップは飲み物を飲むときに使うんだとか。

そんなの絶対じゃないのに。

てかそもそもキャンドル入ってるもんね。

いや、2度楽しむためのものかと思ったのよ。

いや、2度楽しめるようになってるんだけど、2度めがわたしのイメージと食い違ったっていうだけの話なのよ。

でもね。

わたし、このカップ&ソーサーで紅茶を飲みながら試行錯誤して作ったベストオブベストスコーンをいただいて、時の流れを楽しむイメージをしていたの。

そりゃ、そのシチュエーションが似合う家もスコーンもできてないけどさ。

まぁ注意書きとして「これで紅茶を飲まないでください」とは書いていないのだから、別に飲みたきゃ飲めばいいんですけど。

地味に重い。

いや、キャンドル入りだから。

で、キャンドルがないと仮定して持ってみるんだけど、やっぱり重いのよ。

つまりね。

カップとソーサーが一体化した器で紅茶を飲むのは、あまりおすすめしないってことなんじゃないかしら。

見たことないし。

わかった。

理想の家ができたとして、紅茶を飲まないでキャンドルを楽しむことにする。

それまで火をつけないでキャンドルの香りだけ楽しむことにする。

ただね、T氏が「シレッと一体型のまま紅茶を飲んでほしい」と頼んできたの。

コントじゃんか。

キャンドルがなくなったらやってみようかな。

ってことは3度楽しめるってことか。

誰かと一緒のティータイムのときにやってみよ。

この記事を書いた人
ちー

感覚過敏で幼少期から生きづらさを感じていたが「おだやかに生きる」ことを目標に人生の舵取りをしようと決意する。

人生は「食・時間・過ごす人・何にお金を使うか」選択の連続。
「ごきげんな自分になれる」ほうを選ぶよう心がけている。

個人ビジネスにも学びながら挑戦中。

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